クイズ:五感を使って考えてみる

「まなびやもも」で先生をしています。ゆとう先生こと、『ゆってぃ』です。

毎月ひとつのテーマでブログを書かせてもらっています。

 

 

今月は「理解」についてです。

・早速ですが一つ問題を出させてください

ではいきますよー!

 

問題

僕が想像している「モノ」を当ててください。ヒントを少しずつ出していきます。ひっかけとかはないですからね。

 

ヒント1 それは触ると、少しだけ冷たいと感じる人が多いです。(触覚情報)

ヒント2 それは触ると、ざらざらする部分とテカテカしている部分があります。(触覚情報)

ヒント3 それは、カンカンと音を鳴らしそうです。(聴覚情報)

ヒント4 色は、ものによって違いはありますが、ほとんどが黒色です。(視覚情報)

ヒント5 形は、円に棒が一つくっついたような形です。(視覚情報)

ヒント6 大きさは、円は直径30センチぐらいで、棒の長さは、20センチぐらいです。(視覚情報)

 

さて、そろそろわかったでしょうか?

正解は最後に書きますね。(もったいぶってすいません笑)

 

実は一か月ほど前に、記憶、脳と認知に関する研修を受けてきました。

このモノ当てゲームは理解力の向上に効果的だそうです。なぜこの問題を出したかというと単純に大人も子どもも楽しめるゲームだと思ったのと、これを読んでくれたみなさんと一度はこういう問題を出し合ってみたいと思ったからです。

 

・五感は理解を助ける

この問題をしている時には、

問題を解く側は、五感を働かせて、想像します。

問題を出す側は、五感を働かせて、想像し伝えます。

 

どちらも五感を使わねばなりません。

この状況が五感を磨いていくことになります。

 

五感は僕たち人間にとって、物事を理解する際の入り口になります。

 

例えば、

人生で初めてりんごを見るときには、

目を使ってそれを見て、色や大きさを知り、

耳で「りんご」という発音を聞き、かじるとサクッと音がするのも感じ、

手でそれに触れてみて、その硬さを知り、

鼻でその匂いをかいで、その香りを知り、

舌でそれを味わい、その甘さを知ります。

初めてに対して、五感を使って、自分の中に情報を取り入れていきます。

そして、「へえー、りんごってこういうものなんだー」と理解していくはずです。

 

この通り、五感をたくさん使っていくことが、ものごとを理解することにつながります。

 

・ゆってぃの考え

もちろんそれがすべてではないです。

ここからは僕の考えですが、新しいことを学ぶときは、「わくわくしているか」というのがかなり大事になってくると思います。だから何かを知ろうとするときはぜひ、「わくわくしているか」と自分自身に聞いてみてほしいと僕は思います。

 

勉強においてはたいていの人が「わくわくしない」と思います。僕もです笑。

でも、「今日はこれを一つだけでも知ろう」と、ある程度の目標を持つと少しわくわくするかもしれません。

 

わくわくしたら、その時は五感を使っていきましょう!

でも、英単語は食べることもできないし、数学の公式からは匂いはしないかもしれません。

それでも、想像をしたら、少し面白いかもしれません。

 

この英単語は、「食べたらまずいな」とか、「匂いはひどいにおいがする」とか。

そんな想像をすることもまた、五感を磨くことにつながるかもしれません。

 

とにかく、楽しく学んで理解する。それを助ける先生として、僕も頑張っていこうと思います!!

それでは今回はこれぐらいで。

 

問題の答えは「フライパン」でした。

 

ヒント2あたりで正解したあなたは五感がすぐれていますね!!ナイスです!!