みなさま、ご訪問ありがとうございます。
「まなびやもも」で先生をしています。ゆとう先生こと、『ゆってぃ』です。
毎月ひとつのテーマでブログを書かせてもらっています。
今月のテーマは
「生と死」についてです。
今月は、看護師の方と死生観についてお話をする機会がありました。そういうことがあった今月は「生と死」について考えていこうという思いで書いています。
・生と死について
生と死についてまずは考えてみましょう。
僕は正直、死にたいと思うことはあれど、生きたいと思ったことはあんまりありません。ということは、僕の気持ちはどちらかと言うと、マイナスの方向に流れやすいのかもしれません。
死にたいと思うときは、決まって自分らしく生きていなかったように思います。
自分よりも周りに意識がいき、周りに気をつかったり、周りとくらべたり。そうして、自分を自分でおろそかにしている時に、僕はだんだんと死にたいと思っていたように思います。それが会社員時代の僕でした。「死にたい」と思ったり、「もう死んでもいいや」と思うことはありましたが、なぜか生きており、こうして文章を書いています。
最近した経験なのですが、大勢でご飯を囲む時に、「湯藤くん、これ食べる?」とみんなが遠慮している余りものをいるかと聞かれた時に、「いえ、大丈夫です。食べてください。」と、本当は食べたい気持ちがありながらもそう言った時に、同席している方に「湯藤くん、まずは満たすべきは自分だよ。」と言われた覚えがあります。そして、続けてその方は、
「『人』の『為』と書いて『偽』(にせ、いつわり)なんだから」
と教えてくれました。漢字で言われたら妙に納得してしまいますね笑
そして漢字考えた人、素直にすごいと思いました。
もちろん全ての「人のため」という行為が「偽」とは思いませんが、人のためというのを意識しすぎて自分を満たせていない時が僕にとってはあります。だからまずは自分を満たすということを自分のために考えてあげたいと思いました。
しかし、僕の場合は偽であることの方が楽だと思うときもあるので、これからも偽の僕は登場し続けると思います笑
これからも、偽の僕とたまに登場する本当の僕と付き合ってくださいね笑
あれ、話がそれてしまいましたね。
それでは戻りまして、
逆に生きたいと思った経験は大学時代にしました。人生初の告白をしてその返事を聞きに行くときに自転車で公園まで向かっていたのですが、近くを走る車が怖くて怖くて。ふと自分に向かってきたら、僕は死んでしまうかもしれない。確率的には低いことかもしれないですが、怖かったです。
返事を聞くまでは、死ねないと思っていたのでしょうね笑
生きたいというよりは、「死にたくない!!」だったかもしれないですが、その時に、死と生をかなり意識しました。その告白の相手が妻となったわけですが、この話を言うとめちゃくちゃ笑われました。
・死は近くに転がっているが遠くなった。
先程書いた車の話にもありましたが、案外「死」は近くにありますよね。
しかし、今回意識させられたのは、死が身近ではなくなったということでした。
どういうことかというと、昔は死というものは家の中にあった。そして生も。
今はどちらもほとんどが、病院の中にあります。誕生の瞬間も、死ぬ瞬間も。
赤ちゃんが生まれる瞬間も病院ではなく、家の中にありました。一緒に暮らしていたおじいちゃんの死を家の中で感じることができました。
だんだん、死に近づいていく様子や、その呼吸もリアルに感じとることができました。
しかし、今では病院に行くときは死の間際だけが多い。その時には、その人にはいろんな管がつながっており、目も開いているかどうか確認できない。これでは、死をリアルに感じることができない。
というわけです。戦後あたりと今を比べれば生と死についての考えに大きな違いがありそうです。
実は小中学生にとったアンケートの中で、「死んだ人が生き返ると思いますか?」
というアンケートで約15パーセントが「生き返る」というアンケート結果が出ています。
これは本気で答えていない人が含まれているとは思いますが、死が身近ではなくなっているのを表しているのかもしれません。
これを書いている僕も、自分の祖父や祖母の死を身近に感じていなかったです。
・死と生を感じる
看護師の方から、涙なしには聞けない子どもたちの話などをきき今の大切さをとても感じました。
普段は考えてもいなかった「死」について、身近に感じることでとても「生」を感じました。
それと共に、自分は今まで生と死を思ったより考えてなかったなということも感じました。
ここに全ての内容を書き切ることはできませんが、いつかはやってくる死に向けて、考えておくのは大事だなと思ったセミナーでした。
こういうことを書くことで、自分にとって、生と死が少しだけわかったような気がします。
今回も読んでいただきありがとうございました!
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