居場所づくりの活動記録

皆さま、ご訪問ありがとうございます。

「まなびやもも」で先生をしています。ゆとう先生こと、「ゆってぃ」です。

 

今回は主に金曜日に行っている活動である「居場所」をお伝えする回にしようと思います。

どんなことをしているのかとそこで半年近く活動してみての感想を書いていきます。

特に「安心できる。」そういう居場所が少ないなと感じている子供たちにこそ伝わって欲しい。そういう思いで今回は書いていこうと思います!!

 

ももの伊澤夫婦を中心に、ももの仲間たちは活動制限がかかる中ではありましたが、対策や工夫をしながら様々な活動を行ってきました。

 

■実際にどんなことをしているの?

結論をいうと、好きなことができます。きた人たちはそれぞれ好きなように過ごしています。自分の好きな本を静かに読む人、持ってきたスマホやゲームなどを一緒に楽しむ人、お菓子を作る人、寝る人、アニメの話をする人、宿題をする人、ももにある漫画を楽しむ人、本当にさまざまです。

そこで活動するゆってぃ目線としては、毎週来るたびにいろんな人が来て、心の思うままに過ごす人が多いのだと感じています。

それができるのってやっぱり、そこにある場の空気や、そこにいる人の空気が強制をしいるものではなく、安心を与えているのだと確信しています。インターンとして活動している私僕やりこちゃんもよく畳で寝転がって寝させてもらっています。インターンである僕たちにも、ももは安心の場を提供してくれている。そんな場所だからこそ、その思いを来てくれた人に感じてもらえるように僕はこれからも活動していきたいと感じています。

 

最近は活動時間の半分を使って、ボードゲームをしています。流行りは「カタカナーシ」というボードゲームで、カタカナを使わずにカタカナ単語を説明する側とその単語を推測する側に分かれて行います。みんなでわちゃわちゃしながら笑い、みんなで悩みながら楽しんでいます。これはもちろん自由参加で行っています。

 

 

 

もものバーも利用できるので、もっと静かに過ごしたい、より落ち着いた雰囲気でゆっくりしたい人はそこで活動できるようになったのでぜひご利用ください。

 

 

■活動してみての感想

・とにかく来てくれる人の話を聞けるのが楽しい。

ほぼ毎回アニメの話をしてくれる人がいて、「このキャラが好きなんです。」とか「このアニメは〇〇なところがいい。」とか「あのキャラの声優さんは〇〇で」、あれこれと話すのですが、その人が言った一言でアニメの見方やキャラクターの見方が変わるんです。

生活の中での楽しみを増やしてもらっている。ふと最近車を運転している最中に、このことに気づいて、妙に嬉しく思いました。だからこれからもどんどん話を聞いていきたいと感じています。最初は緊張するかもしれませんが、話ができたら嬉しいです。お待ちしております!

 

・笑顔が嬉しい。

来てくれる子は人に話しづらい事情をかかえている人もいます。そんな人が僕のちょっとしたくだらない発言や行動で笑ってくれたりするのが嬉しい。どんな事情を抱えていようがいまいが、誰かが笑顔で過ごしてくることはとても嬉しいです。でも笑顔でなければいけいないことなんてありません。疲れた時には疲れた顔、しんどい時にはしんどい顔、その人の心のままにいていい場所がももの居場所です。

 

・ゲームがコミュニケーションの入り口に

初めて来てくれる人は最初は、緊張している人が多いです。それでも勇気を持って来てくれている。大変ありがたいことです。そんな緊張も一緒にボードゲームや話をしているうちになんとなく安心を感じてくれて、笑顔が増えている。それから次回は最初よりもいろいろな話を聞かせてくれる。それが活動する僕にとっては嬉しい。

 

・何度も会ううちに

何度か居場所に参加するうちに、他のイベントにも参加してくれるようになったりして、他の場所で会うことが、どこか嬉しく感じます。

その人にとっての安心できる大人になれたらなと思って、自分はこれからも活動していきたいと強く思います。